炭八とは?


炭八とは調湿木炭です。

 

炭八の効き目

〇床や畳が乾燥し足の裏がサラリ

〇押入れの水分を吸収し、ふとんさわやか

〇夏涼しく、冬暖か

〇床下が乾き、カビ、ダニ、ゴキブリ、シロアリが住みつきにくい

〇癒しの空間を作る

1.炭八ができるまで

炭八の原材料は解体された家屋の木材から

今までの廃木材は焼却して灰にされていましたが、炭八にリサイクルする事で1年間に約6000tの廃木材が約400tの炭素に固定化されておりCO2の削減にもつながっています。

廃材は製造工場に集められます。そして木材をチップ状に粉砕します。

その後大きな連続炭化炉装置で炭化され炭が完成。

 

 

炭八商品
炭八商品

その炭を呼吸のしやすい特殊な袋に詰められて炭八ができあがり。

炭八様々なところへ
炭八様々なところへ

私たち工務店などにより炭八は床下や天井へ

また、押入れや下駄箱など室内の湿気、臭いの気になる様々な場所へ

一回敷けば半永久的に使えます。

 

2.炭八は備長炭とどこがちがう

炭八は針葉樹、備長炭は広葉樹と原料の木材の種類がそもそも違います。

 

炭八の原料針葉樹は木材の中にある管仮導管の直径が広葉樹の管に比べて大きく風通しが良い為、湿気の吸放出効率が高く調湿木炭には針葉樹が最適とされています。

 

〇吸った水蒸気を短時間に大量に吐き出すことがポイント

〇JIS調湿建材の測定方法(2002)・・1g当たり22.9mgの湿気を吸放湿できる

〇他木炭との能力比較(2005)・・吸湿量・吸湿スピードは備長炭の2倍以上との結果

3.炭八は色々な場所で活躍

●世界遺産登録された石見銀山の町並み地区の家屋がシロアリの被害にあっており、困っていたそうですが近年、炭八が床下に使用されました。その結果敷設の翌年には解消されたそうです。

 

 

 

 

 

出雲大社参道松の樹勢回復
出雲大社参道松の樹勢回復

4.産学官共同研究機関との色々な取り組み

炭八とアトピー・小児ぜん息の関係などなど

1.島根大学産学連携センター・・・炭八製造条件の確立

 

2.独立行政法人森林総合研究所・・炭八と床下調湿機能

 

3.島根大学総合理工学部・・・・・炭八と住環境(音・調湿)

 

4.島根大学医学部皮膚科・・・・・炭八とアトピー

 

5.島根大学医学部小児科・・・・・炭八と小児ぜん息

 

6.日本環境衛生センター・・・・・炭八とダニ

 

7.NPO法人カビ相談センター・・・炭八とカビ

 

 

炭八新聞

産学共同研究シリーズ1 出雲大社参道 炭八による樹勢回復

産学共同研究シリーズ2 日本皮膚アレルギー学会で発表

産学共同研究シリーズ3 下がり続ける木材含水率

5.炭八製品概要

品名:調湿木炭 炭八
用途:床下の調湿など
原材料:チップ化した木材を高温炭化により製造。
寿命:十分に炭化されているので半永久的です。
製法:高温炭化
製造者:出雲カーボン(株) 出雲屋炭八